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  • 執筆者の写真RUI

グランドスタッフだった私が、マーケティング職にキャリアチェンジするまで。



どうも、29歳と半年のるいです。

私は新卒航空会社のグランドスタッフとして4年間勤め、 27歳で化粧品会社のWEBマーケにキャリアチェンジしました。

・グランドスタッフはどんな仕事なのか興味がある方 ・接客業からデスクワークにキャリアチェンジって勇気でない…

と思っている方に赤裸々に書いていますので、よかったら読んでいってください。

ーそもそもグランドスタッフとは?ー 航空会社のチェックインカウンターや 搭乗ゲートなどにいる航空会社の社員として働いている方々です。 主に職場は所属している空港ごとです。


大学時代憧れだった航空業界、理想と現実にギャップはつきも。


元CAの方に面接のコツを学んだり グランドスタッフの試験は万全の体制で準備をしました。 航空業界という憧れが先行してしまい 当時、大学生の私はどうしてもなりたい職業となっていました。

「体力勝負の仕事だけど、剣道部だったし私はいける」 「接客業もスタバのバイトで慣れてるから私は大丈夫」

そんなイメージをしていたが、現実の想像をはるかに超える体力勝負と精神勝負だった。

体力といっても、一般にイメージする体力勝負では説明が足りないであろう…。

空港中を走り回るような筋力的な体力。 お客様からのクレームや先輩社員からの圧力に耐える精神力とやり過ごす会話力。  そして… 夜勤などの不規則な生活による 自律神経の乱れをも諸共しない回復力。

そう、グランドスタッフには 心・技・体 すべてが必要になるのである🙏


私はグランドスタッフを甘く見ていたのだ。

特に不規則な生活と精神面ではかなりセンシティブになった。

ビビリな私は常に緊張しながら仕事をしていた。

「私のせいで、飛行機が遅れたらどうしよう…」 「私のせいで、お客様の荷物がロスト(現地に届かないこと)したらどうしよう…」



そんな「どうしよう」を心にずっと抱えたまま不規則な生活に慣れず、24歳ごろ生理が止まった。

私にはこの仕事が続かないんじゃないのかなと思い始めた。

それでも会社は好きだった、

というより辞める勇気がなかった。

それでも会社は好きだし、飛行機や旅行好きな私にとっては会社を手放すほどの勇気はなかった。

そして次にやりたいことも見つからない。 そんな時期を過ごしていた。

キャリアチェンジのきっかけとなる採用HPのリニューアルメンバーへ

当時提出した企画書

PCで資料を1度も作ったことはなかった。

そんな時に社内公募があり、 会社のHPをリニューアルするメンバーに選ばれた。

1年間総務部に異動し HPのリブランディングやFacebook運用 社内報の作成まで携わらせていただいたのだ。

こんなに楽しい仕事ってあるんだ。と気づいた




(楽しそうに仕事をする人のイメージ図)

それまでの私は 「チェックインでミスがないように」 「怒られないように」

そんな「〇〇しないように」を意識して 仕事をしていた。

しかし、新しく携わることになった 採用HPのリブランディングの仕事は、 答えはないから、自分たちで作るしかない。 大変よりも楽しさが増した。 0から自分たちの発想で いろんな意見をもらいながら HPを作っていく瞬間は最高だった!

キャリアチェンジするか迷った1年間

グランドスタッフという仕事に限界を感じつつ、HPリニューアルでの経験は私を逆にキャリアチェンジから遅らせるものとなった。

会社に愛着心が湧いてしまったのである。 会社のHPをリブランディングするにあたり、会社のことをとても知ることになる。

普段話さない部署の人とよく話をしたり、 会社のいいことを発信せざるおえない仕事だったので、存分に愛社心を培ってしまったのだ。

また1年間グランドスタッフ

として頑張ってみる。


総務部勤務も期限が来て グランドスタッフとして勤務が再開。 ちょうどその頃 会社の後輩くんとも付き合うことになり 「まぁ頑張ってみよ!」 と楽しく仕事をしてちょうど1年経った頃

コロナが流行し始めたのである。

国際線の便は一気にキャンセルになり、 空港に行っても仕事がない状態。

「あれ?仕事なくなるんじゃね?」

まさか仕事がなくなる会社だと当時の私は 全く思っておらず 危機感なく過ごしていた。 このままではやばい…。 会社だけに依存している給料や、 自分のキャリアは人生を不自由にさせる…。 26歳の私はやっとそういう風に思ったのだ。 全くの未経験でキャリアチェンジするなら、27歳までがギリギリのボーダーライン。 今年が最後のチャンス!? そんな中転職サイトに登録しまくって 面接しまくった。 コロナ禍で求人が減ったことや 私がwebの知識が皆無な中面接に挑み ほぼ無言のまま終わったやばい面接など

やばいことの連続だったが

なんとか化粧品ベンチャー企業の マーケティング職に内定をいただき 転職を決意した。

ストレスで耳鳴りが止まず・・・

当時本当にキャリアチェンジする時は かなり勇気がいった。

内定をもらったとはいえ 未経験の私が本当にマーケティング なんてできるのだろうか。 エクセルも使えないし業界用語もわからないしどうしよう…。 当時、付き合っていた彼氏にも 「本当に君がマーケティングできると思う?」と煽られ真に受けた私。 あーーーーーー!!!

と考えすぎて、

突発性難聴になりました。

耳鳴りが止まらなくなり急いで病院に行くと 一定の音が聞こえなくなっていた。

お医者様からは「ストレスですね、このまま放置してたら、聞こえなくなっていましたよ。」 と一言。

すぐ病院に行った私、えらい。

そんなことを言われて当時付き合っていた彼とも終わりを告げ、

新しいキャリアへと道は進みました。

私のキャリアチェンジの場合は、 社内異動やコロナ禍などのきっかけがあったので今の道に進んでいます。 しかし、そんなタイミングもなければ、 今でも普通に過ごしていると思います。 こんなに仕事好きと思えていなかったのでは ないでしょうか。

経験もないのに憧れだけでキャリアチェンジは確かに難しいかもしれないですが、

今はshe likesなどのオンラインスクールや、クラウドワークスなどの副業。 3-4年前よりもSNSなどで発信する機会がたくさんあると思います。

27歳全くの未経験で業界に飛び込んだのは怖かったです。

でも人間 「自分が出来そうなことしか心の願いに宿らない」 と言われているそうです。

やり続けるしか方法がないし、 今は過去だし。未来は今だとも思っています。

この記事がキャリアを考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。




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